2012.01.18 Wednesday
神人合一思想
星占い。西洋占星術成立以前の星占いの事に思いを馳せると、そこには神人合一の思想があったのではないのか? という気があります。人は神を離れて無く、神は人を離れて居ませんでした。生活に一個人の了見を差し挟む余地はなく、神の意思はどうなのか・・・ という素直な気持ちがあったのだと思います。
それは、ギリシャローマ神話に残るような神の世界が語られているからです。そして、西洋占星術が成立してもそれは星座として残された、厳然とした事実があります。星座とサインは全く別の物ですが、それでも私たちは星座の意味を色濃く残している恒星を使っています。
例えば、シリウスは最も明るい恒星で他に比べるとず抜けています。大犬座の口に当たる星です。ですから、アセンダント丁度にこの恒星を持つ人は、口うるさい人と解釈します。犬のサインなんて無いよ・・・ ですね。現代では、蟹のサインの15度辺りになります。星座とサインは別物です。
西洋占星術を極めようとすると神話が重要ですよという意味は、古代人の考え方、ものの感じ方を知らなければいけないからです。古代人を知るとは、彼らが神とどう関わっていたかを自分のものにすることです。ルーツを知ることは関わっているモノを大切にする第一義ですから、古代人が空の星とどう関わっていたかに当然関心を持たれることでしょう。
私は、古代には神人合一思想があったのだと思います。それはシャーマンを介在させると云う意味では無く、神意に基ずく生活とはどうなのかという素直な発想が基になっていると思うのです。日本の神話に触れることは、それを知る近道です。ギリシャやローマの神話にも、古代人としての素直な気持ちが流れているものと思います。よしんば、違った思いが流れていたとしても、それはそれで、日本人としてのルーツを知る事になるので楽しいかなと思います。
