ネイタルの講座
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    連続して少々歴史の流れから書きます。 

    9世紀に活躍した占星家、アブ・アリ・カヤット(770-835年)のネイタルの本を訳したジェームス・H・ホールデンは序文の中で、非常に興味のある事柄を多く書いています。それを読んでいて、もっと勉強したいという気になりました。 

    彼は、アブ・アリは、マシャ・ア・ラー(740-815年)の弟子であったと書いていて、本の中にはマシャ・ア・ラーはシドンのドロセウス(1世紀の占星術師)が書き表した五書「ペンタテゥーク」に精通していたともあります。 マシャ・ア・ラーの本はかなりのものが翻訳されており、アラブの占星術が大きく残っていく基礎になります。ドロセウスの「ペンタテューク」にはインド占星術を思わせるようなチャートが出ていて、マニリウスの「アストロノミカ」のように叙情詩的に書かれています。しかし、マニリウスと違って、明らかにチャートの判断をするプロセスを書いています。 

    そうやって西洋占星術の歴史を探っていくと、テクニックもさることながら、外してはいけない重要な芯のようなものが浮かび上がって来て(これぞ真髄というものも明確には言えないのですが)、そこから遠く離れ過ぎては西洋占星術で無くなると改めて感じました。そして、そろそろ古典的なネイタルの判断方法を出しても良い時期になってきたのではないかと思うようにもなりました。 

    占星術の真髄めいたものを、ホラリー占星術だけで訴えるには、今日の日本では説得不可能なのです。決してモダンな占星術を学んでこられた方々にも不満を感じさせないものもあるはずだと長い間模索してきました。完全とは言えないまでも、沿わすことのできる事柄がたくさんあります。例えば、惑星の意味などは全く遜色なくそのまま使えます。馴染みのの無い、ディグニティーやデビリティーといった用語には慣れて頂くしかありませんが、惑星の意味の上に足すことができます。やはり、何より、チャートを読む手順をなどは、これまであまり語られてこなかった事柄です。 

    何が面白いのかと問われると、やはり手順です。 
    語ってしまうと、目から鱗が落ちるほど簡単です。 

    チャートが目の前にあるとします。 
    あなたは、どこに目を置いて判断を始めますか?

    | 西洋占星術 | 00:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
    ネイタルの講座
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       ネイタルの為の講座は始めてです。この頃のトレンドは『伝統的占星術』とは言いながら、その外観が見えてきませんでした。説明するのが億劫になるほど幅広く、深く、とても自分の器量では無いと思っているからです。ですが、あえて・・・

      それはオドロオドロした、しち難しいものなのでしょうか?
      今まで学んできたモダンな占星術を、まったく捨てなくてはいけないのでしょうか?

      そうでは無いですと言っても信じてもらえないほど、ちょっと難しい事を言い過ぎてきたようです。それらの反省も込めて、2012年4月14日(土曜日)に大阪でネイタル占星術の講座を行います。人によっては、目から鱗のような新鮮な思いで聞いて頂けると信じます。

      西洋占星術の歴史はとても大事です。この話から入らないと、自分達は今いったいどの辺りを歩もうとしているのか、歩いているのか、分からなくなるからです。もう既に、元に戻れなくなったものもあります。インド占星術に残っている定点をスタート地点にするサイドリアル方式に関わる占星術の技術からは、もう誰も元に戻れないほど隔たってしまいました。私たちは既に、星座を使う占星術から、サインを使う占星術に踏み込んでしまったのです。

      ここで、っとなった人は下記をお読みください。

      星座とサインは違います。これを明確に書いた最初の人がプトレマイオス(トレミー)です。

      でも、プトレマイオスは学者であって、占星術師ではなかったのです。彼の本には難しい解釈は辞退する旨の箇所があります。※テトラビブロスiii-1 
      占星術師なら、当然説明するでしょう。又、当時あったはずの技術の多くが削除されています。又、テトラビブロスはネイタルとマンデンの本だとしながら、文中でホラリー占星術を匂わせておいて、それをけしからん占星術と述べ、それでいて、ホラリーの技術から借りてきているものを書いているのです。

      変だと思いませんか?
      でも、大事な本なのです。

      さて、のっけから難しい話をし始めてしまいそうですが、要は、歴史をきちんと知っていただきたいと言う事と、その流れの中のどの辺りを説明しようとしているのかも把握して頂きたい為に講座に含ませました。
      | 講座 | 17:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
      神人合一思想
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        星占い。西洋占星術成立以前の星占いの事に思いを馳せると、そこには神人合一の思想があったのではないのか?  という気があります。人は神を離れて無く、神は人を離れて居ませんでした。生活に一個人の了見を差し挟む余地はなく、神の意思はどうなのか・・・  という素直な気持ちがあったのだと思います。

        それは、ギリシャローマ神話に残るような神の世界が語られているからです。そして、西洋占星術が成立してもそれは星座として残された、厳然とした事実があります。星座とサインは全く別の物ですが、それでも私たちは星座の意味を色濃く残している恒星を使っています。

        例えば、シリウスは最も明るい恒星で他に比べるとず抜けています。大犬座の口に当たる星です。ですから、アセンダント丁度にこの恒星を持つ人は、口うるさい人と解釈します。犬のサインなんて無いよ・・・  ですね。現代では、蟹のサインの15度辺りになります。星座とサインは別物です。

        西洋占星術を極めようとすると神話が重要ですよという意味は、古代人の考え方、ものの感じ方を知らなければいけないからです。古代人を知るとは、彼らが神とどう関わっていたかを自分のものにすることです。ルーツを知ることは関わっているモノを大切にする第一義ですから、古代人が空の星とどう関わっていたかに当然関心を持たれることでしょう。

        私は、古代には神人合一思想があったのだと思います。それはシャーマンを介在させると云う意味では無く、神意に基ずく生活とはどうなのかという素直な発想が基になっていると思うのです。日本の神話に触れることは、それを知る近道です。ギリシャやローマの神話にも、古代人としての素直な気持ちが流れているものと思います。よしんば、違った思いが流れていたとしても、それはそれで、日本人としてのルーツを知る事になるので楽しいかなと思います。
        | 星占い | 08:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
        夏至も過ぎて
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          大阪の夏が始まった  っという印象。 

          今年の大阪の梅雨は、北陸では味わったことがないというほど毎日雨でした。朝に降っていなければ夕方にはご丁寧に大地を潤すように降ってしんぜよう… というように天が采配していました。時には雷も伴わせては、梅雨が終わるよ、というわけでもなく、ゴロゴロピカピカ、雷どんが楽しんでおったように思います。 

          昔は、天の象意として雷も使ったんだろうな〜 
          いえ、たぶん、西洋占星術が生まれる前の星占いでは使っていたと思います。 

          今では聞きませんが、かって古老は、雷の音で梅雨が明けるとか、この雷では梅雨は明けないとつぶやいたものでした。 

          富山では遠くに立山連峰が見えるのですが、その日の天候によって実によく見え方が変わります。 お天気はだいたいその見え方で解ります。解らないのは立山が見えない時ぐらいです。 一日中雨なのか、それとも午後から晴れるのか、雨になるのか、晴れてくるのか? 

          これ、予報です。つまり、占なのです。
          「台風はこの進路に進んでいる模様です」 
          予報が、外れることもありますね。 
          占いだからです。 
          「今日の、天気占い」とは言わず、「今日の天気」と言います。
          実に巧妙。 
          天気占いは信じるくせに、人々は占いを毛嫌いすることもあります ? 何故 ?

          自分はしているのに、他の人のすることは異常に気にする心の表れです。
          | 星占い | 07:09 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
          Mercury 水星
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            水星は見付けにくい惑星です。
            昼の惑星にも、夜の惑星にもなります。そういう部分を持ったアセンダントのジョイです。

            太陽の先に行ったり、太陽の後に付いたり、年に3回も移動することがあります。このことが関係しているのでしょう。風見鶏のように都合良く振る舞うとされます。

            彼自身が単独であることは少ないのですが、その時はコールドでドライな男性的な惑星とされます。水星は月といれば月のように、金星と居れば金星の様に、土星と居れば土星のような性質に自分を変えます。これはアスペクトでもそうなります。

            良く言えば、相手の懐に飛び込むという表現がされますから、医者、商人、科学者等を表すとされます。これらの職業は、いずれも対象になるものに溶け込まないと旨くいきません。科学者は一般的に、物に対してそうします。

            ところが政治家は一般的に木星で示されていて、太陽(王)の言う事を聞き実行する立場になります。水星は、良いことも悪いこともいっしょくたに実行するので、ポリシーを持つ政治家向きではないでしょう。ただ、目の前に居る人達の意向を汲み取り、知っている全てのことを相手に合わせて実現します。このことから、水星は表現者とも言われます。言葉巧みに、相手に分かり易いように表現します。

            占星術、占星術師は水星だとされます。




            | 星占い | 14:03 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
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