2009.11.21 Saturday
「ホラリー占星術」著者 いけだ笑み
いけだ笑みさんが、「ホラリー占星術」の良い本を書かれた。内容を読んでみると、モダンから古典へと戻っていることが了解できる。完全に戻っているとは言い難いけれども、回帰する方向が見えて好ましい。例えば、モダンでは長らく10ハウスであった父親が、ようやく4ハウスに戻ってきた。
鏡リュウジ氏が解説として載せられている文にも、環境が整いつつある日本のホラリー占星術研究に必要な本だとある。17世紀の後半にかけて、なぜ古典的な占星術が失われたかはきちんと語られてはいないが、19世紀の後半から徐々に欧米でわずかなら古典に回帰する動き、大らかな伝統的な占星術のテクニックの流れがこの本によって、日本にも蘇ってくるものと思う。
モダンな占星術にはこれまで無かったテクニックの数々も語られていて、占星術を研究、あるいは趣味にしている人にとってはたまらなく面白い本となろう。まるで、古典の本である。しかし、随所にこれは、モダンなホラリーの本であることが感じられる。
例えば、マイナス5度ルールと呼ばれるものがある。5度ルールとも呼ばれるもので、今日までの日本の教科書に載せられることは無かった。出典はテトラビブロスであろうと思われるが、テトラビブロスそのものは、ネイタル占星術に大きく傾いている本である。この5度ルールをいけだ笑みさんは、ホラリー占星術特有のテクニックだと思わせてしまうように書かれているのが残念である。出典がテトラビブロスであるなら、それは、ネイタルでも使えるテクニックである。
幾つかのネイタルにも共通のテクニックが、簡単に一般の人のものにもなると思われるのは、もう少し時間を待たなければいけないが、時間的な経過が解決してくれるであろう。
イギリスの伝統的占星術研究家、スーザン・ワードさんが語っていらしたと記憶しているが、結局は、自分で本当のことを調べていくものだと。
それでも、日本には日本語で取り組める占星術の信頼できる本がようやくできたことを心から喜ばしく思う。もちろん、この喜ばしいというのは、「本当だろうか」、そう思って読んでくれる人達が増えてくれることを期待しての言葉である。
鏡リュウジ氏が解説として載せられている文にも、環境が整いつつある日本のホラリー占星術研究に必要な本だとある。17世紀の後半にかけて、なぜ古典的な占星術が失われたかはきちんと語られてはいないが、19世紀の後半から徐々に欧米でわずかなら古典に回帰する動き、大らかな伝統的な占星術のテクニックの流れがこの本によって、日本にも蘇ってくるものと思う。
モダンな占星術にはこれまで無かったテクニックの数々も語られていて、占星術を研究、あるいは趣味にしている人にとってはたまらなく面白い本となろう。まるで、古典の本である。しかし、随所にこれは、モダンなホラリーの本であることが感じられる。
例えば、マイナス5度ルールと呼ばれるものがある。5度ルールとも呼ばれるもので、今日までの日本の教科書に載せられることは無かった。出典はテトラビブロスであろうと思われるが、テトラビブロスそのものは、ネイタル占星術に大きく傾いている本である。この5度ルールをいけだ笑みさんは、ホラリー占星術特有のテクニックだと思わせてしまうように書かれているのが残念である。出典がテトラビブロスであるなら、それは、ネイタルでも使えるテクニックである。
幾つかのネイタルにも共通のテクニックが、簡単に一般の人のものにもなると思われるのは、もう少し時間を待たなければいけないが、時間的な経過が解決してくれるであろう。
イギリスの伝統的占星術研究家、スーザン・ワードさんが語っていらしたと記憶しているが、結局は、自分で本当のことを調べていくものだと。
それでも、日本には日本語で取り組める占星術の信頼できる本がようやくできたことを心から喜ばしく思う。もちろん、この喜ばしいというのは、「本当だろうか」、そう思って読んでくれる人達が増えてくれることを期待しての言葉である。

